早稲田大学総合研究機構プロジェクト研究所
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ジェンダー研究所
Gender Studies Institute
所長:小林 富久子[こばやし ふくこ]
教育・総合科学学術院教授
分野:社会システム
研究テーマ ジェンダー研究
研究概要 ジェンダー研究とは、1970年代に第二派フェミニズム運動の中で女性解放の学として生み出された女性学をさらに深化・発展させるものとして、90年代以降盛んになった学際的学問分野である。社会的・文化的につくられた性差としてのジェンダーが今日の不均衡な男女関係の基盤をなすとの認識に立ち,従来女性のみの分野として限定されがちであった女性学を男女両性に開き、相互のダイアローグのもとに男女間の権力関係にまつわる諸問題を解決へと導く道を拓くものと期待されている。

 早稲田大学においてもジェンダー関連の講座はすでにさまざまな学部内で「女性学」、「ジェンダー・スタディーズ」等の名でもたれており、その数はますます増える傾向にある。本ジェンダー研究所は、そうした中で、現在早稲田大学内でジェンダー関連の授業を担当する複数の教員が主体となって立ち上げたものである。

■本研究所の主な目的は、次の通りである。
(1) 各学部においてジェンダー関連の授業を担当している教員がともに集うことで、早稲田大学における多様で充実したカリキュラムづくりのために意見や情報の交換をし合う。
(2) 早稲田大学およびその周辺に多数存在する、ジェンダー研究に関心をもつ教員や大学院生が集い、さまざまな統一テーマに関して学際的共同研究を行う場とする。
(3) 以上によって得られた学問的知見を本学のみならず学外にもアピールすることを通して、早稲田だけでなく広く日本における平等的な男女関係の形成に寄与し、かつわが国ならびに世界のジェンダー研究の発展に役立てる。

■本研究所の主な活動内容は、次の通りである。
(1) 会員が定期的に研究会を行う。
(2) 国内外の多様な研究者を招き、学内外に向けて講演会やシンポジウムを行う。
(3) 研究の成果を出版物として刊行する。

■現在の重点的研究テーマは、以下のようなものである。
(1) ジェンダー教育および研究に多文化主義を取り入れること
(2) キャリア形成とジェンダー
2009年度
研究報告
2009年度ジェンダー研究所では以下の研究活動を行った。

*公開シンポジウム
第9回公開シンポジウム
2009年11月14日(土)13:30〜17:00 於早稲田大学8号館B107
タイトル: <産む/子を持つ>をめぐるジェンダーの磁場
パネリスト: 棚村政行、塚原久美、有田啓子

*月例研究会
@ 3月23日(木) 於16号館2階中会議室
  テーマ: 「アラン・ドロン、魅力の解剖とその初期の作品について」
発表者: 中山信子
A 5月27日(水) 於14号館803号室 
  テーマ: 金井美恵子とフェミニズム的視点
  発表者: ハナ・タムラ
B 6月25日(木) 於16号館302
  テーマ: 映画『ランジェ公爵夫人』――ロマンテイックラブ•結婚制度•宗教
発表者: 木村スティーヴン・千種
C8月3日於16号館302
   テーマ: クィア学会大会の詳細について
発表者: 谷口洋幸
D 10月15日(木) 於16号館9F談話コーナー
 テーマ: シンポチラシ配布のための業務および当日の役割分担の確認等
E 12月10日(火) 於「海太郎」
  テーマ: 11月公開シンポジウムの反省
E 1月28日(木) 於14号館804
テーマ:「母性及び子育ての思想をめぐる一考察――母性保護論争を端緒として――」
発表者:望月雅和
2008年度
研究報告
2008年度ジェンダー研究所では以下の研究活動を行った。

*公開シンポジウム
 第8回公開シンポジウム
 日時:11月15日(木)午後1時30分〜5時 場所:早稲田大学8号館107教室
 タイトル:「変容する「恋愛」意識」
 パネリスト:兵頭智佳
       「恋愛と暴力」曖昧な境界について
      --早大生によるデートDV啓発ムービー製作からの一考察
       渋谷知美  格差社会と非モテ系のゆくえ
       管聡子   恋愛小説の(不)可能性
*月例研究会
 第1回 4月24日 
  テーマ: 「ボーダラインに生きる人々の老年最後の輝きと両性
       具有性ー円地文子の『菊慈童』をめぐって」
  発表者: ダニエラ・モーロ
 第2回 5月21日(水) 
  テーマ: 「アイヌ女性とジェンダ−--近世を中心に」
  発表者: 海保洋子
 第3回 6月26日(木)
  テーマ: 「オランダにおける妊娠中絶立法の背景と現状
       ―インタビュー調査を踏まえての比較的考察」
  発表者: 森脇健介
 第4回 7月23日(木) 
  テーマ: 「東京新宿:女装コミュニティの人々」
  発表者: 三橋順子
 第5回(公開シンポ勉強会 I) 9月25日(木)
  テーマ: 「変容する「恋愛」意識(仮タイトル)を考える
  発表者: 兵藤智佳(早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセン
       ター助教)
       澁谷知美(東京経済大学現代法学部専任講師)
       木村スティーヴン千種(ニュージーランド・カンタベリー
       大学教授)
 第6回(公開シンポ勉強会 II) 10月16日(木)
  テーマ: 11月公開シンポの進行についての最終的詰め
2007年度
研究報告
2007年度は、以下の通り、月例会を計6回、および、シンポジウムを一回開催した。
<例会>
@4月25日(水) 14号館802号室 発表者: 三橋順子
「トランス・ジェンダーの職能ーー前近代日本におけるーー」
A5月30日(水) 14号館8階804号室 発表者: 橋本育
「ジェンダーの視点から考える「少子化問題」」
B6月27日(水) 14号館8階804号室 発表者: 柴田優子
「映画『ヒロシマ・モナムール』(二十四時間の情事)にみられる原爆表象のコロニアリティ(植民地性)」
C7月25日(水) 14号館804号室 発表者: 木村スティーヴンー千種
「姦通文学を読む――「藪の中」/『羅生門』」
D9月28日(金)14号館804号室 発表者:若杉なおみ
「11月開催シンポのテーマ「ジェンダーの視点で問う「少子化問題」」について」
E1月24日(木)26号館(大隈タワー)会議室303 発表者:長島美紀
「ジェンダーに基づく迫害と難民受け入れに伴う課題:FGM(女性性器切除)を例に」
<シンポジウム>
第7回公開シンポジウム 11月17日(土) 早稲田大学8号館B107教室
「ジェンダーの視点から問う「少子化問題」」
 シンポジスト:山崎浩志、若杉なおみ、加藤慶、神尾真知子
 司会: 橋本育、木村晶子
2006年度
研究報告
本年度は、以下の通り、月例研究会を計6回、公開シンポジウムを1回催した。

第1回例会 4月27日(木)発表者: 柴田優子
「横領される女性性、脅かされる白人性--映画『M.バタフライ』にみる戦後アジアのオリエンタリズムの一形式」

第2回例会 5月24日(水)発表者:弓削尚子
タイトル:「カストラートが魅せる男性史研究の展望」だ

第3回例会 6月21日(水)発表者: 橋本育、森脇健介
「レインボートーク2006」と個人単位の新しい関係性
ー同性パートナーシップの議論をふまえてー

第4回例会 7月26日(水)発表者: 長島美紀
「ジェンダーを理由とする迫害と難民認定の可能性」

第5回例会1月24日(水)報告者  加藤 慶 
「1990年以降における「おかま」観の社会学
〜映画版「クレヨンしんちゃん」を題材として」

第6回例会 9月27日 特別ゲスト:吉田俊実、宮本有紀
公開シンポジウム「メディアとジェンダー表象の現在」のための勉強会」

*シンポジウム 11月11日 於8号館B107教室 
「メディアとジェンダー表象の現在」伊藤守、吉田俊実、三橋順子、宮本由紀
2005年度
研究報告
*恒例の年1回の公開シンポジウムを下記のように開催、数多くの聴衆を得ることができた。
テーマ:「危機にある「男女共同参画社会」?」
 日時: 11月12日午後1時半〜5時
場所:早稲田大学8号館B101号室

*会員による研究発表会を以下の通り、計6回もった。
2005年
第1回 4月28日 村上公子「ヒトラー政権、抵抗、女性」
第2回 5月26日 脇坂成美 「女性警察官運動について」
第3回 6月30日 西村ちひろ「書くこと、タイプライター、女性:ニーチェの’脱性化’をめぐって」
第4回 7月28日橋本育「昨今のジェンダー・バッシングの現状と対応について」
第5回 9月15日橋本育「ジェンダーバッシングその後について」
2006年
第6回1月12日 若杉なおみ「ジェンダーとリプロダクティヴ・ヘルスーーHIVとFGMを中心に」

* その他、東北大学で行われた「男女共同参画公開シンポジウム」に当研究所代表として弓削尚子幹事がパネリストとして参加、実り多い意見交換を行った。
2004年度
研究報告
本年度、ジェンダー研究所は、例年の通り、以下の3つの活動を軸とした。
1) 月例会 
所員、客員研究員、補助研究員が、以下の通り、各々の最新の研究を発表、討議した
4月22日 橋本育 「Woman in Black をめぐる考察」
5月27日 ゲイ・ローリー「芸者がゲイシャになるとき」
6月30日 鴨川明子「マレーシアにおける女性の生活設計と進路形態」
7月27日 畑恵子「貧困・開発とジェンダー?メキシコの事例から」
2) 学内外、国内外の暴力事件の多発に伴い、さまざまなレベルでの暴力に関してジェンダーの観点から以下の公開シンポジウムを開催、会場の参会者とも活発な討議が展開された
第4回公開シンポジウム「暴力とジェンダー」
11月13日 場所 7号館220号室
パネリスト:鈴木隆文「ドメスティック・バイオレンス」
平川和子「危機カウンセリングから学ぶ」
清末愛砂「グローバル化する人身売買の現状とそのポリティックス」
3)本研究所員が担当し、全学に向けて、オープン教育センターにおいて次の講座を提供
総合講座「ジェンダーを考える」
テーマカレッジ「ジェンダー研究」
研究員
小林 富久子(教育・総合科学学術院教授)
勝方 恵子(国際学術院教授)
金井 景子(教育・総合科学学術院教授)
川原 ゆかり(文学学術院教授)
木村 晶子(教育・総合科学学術院教授)
嶋村 和恵(商学学術院教授)
棚村 政行(法学学術院教授)
中村 采女(理工学術院教授)
畑 惠子(社会科学総合学術院教授)
松永 美穂(文学学術院教授)
村田 晶子(文学学術院教授)
村上 公子(人間科学学術院教授)
小林 敦子(教育・総合科学学術院教授)
若杉 なおみ(政治経済学術院教授(任期付))
坂内 夏子(教育・総合科学学術院教授)
弓削 尚子(法学学術院教授)
草野 慶子(文学学術院)
長島 美紀(政治経済学術院)

客員研究員
満田 康子(蒲L斐閣書籍編集部)
天童 睦子(東京女子大学非常勤講師)
中村 純(三省堂出版編集)
橋本 育(株式会社御茶の水書房編集部)
井上 恵子
三橋 順子(国際日本文化研究センター共同研究員)

研究補助員
森脇 健介
連絡先
早稲田大学教育学部
小林富久子研究室
TEL:03-5286-1536
Email: kfukuko@mint.ocn.ne.jp

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